貧血

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効果的な栄養、ビタミン

鉄分

鉄分は赤血球に含まれる、ヘモグロビンの材料になる栄養素です。

ヘモグロビンは、呼吸で取り入れた酸素を、全身に運ぶ働きをしているので、鉄分が不足すると貧血状態になり、めまいや動悸、息切れなどが起こります。

鉄分には、吸収率が良いヘム鉄(動物性食品に多い)と、吸収率が悪い非ヘム鉄(植物食品に多い)の2種類があります。

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女性の4割は貧血予備軍・1  ・貧血の原因  ・貧血と鉄分・1
貧血の予防・1

ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸(ビタミンB群)

貧血の予防、解消では、鉄分だけでなく、ビタミンB6、B12、葉酸も必要です。この3つの栄養素の働きは、鉄分を上手に加工、成長させて、一人前の正常なヘモグロビンにする働きがあります。

つまり貧血対策としては、材料である鉄分と、製造ラインであるビタミンB6、ビタミンB12、葉酸が必要なのです。

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ビタミンB6が多い食品・食材  ・ビタミンB12が多い食品・食材
葉酸が多い食品・食材

ビタミンC

鉄分が多い食品とビタミンCを一緒に摂ると、鉄分の吸収がよくなることが知られています。

例えば、緑黄色野菜のサラダと、イチゴやキウイ、みかんなどの組み合わせはオススメです。

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ビタミンCの働き・作用  ・ビタミンCが多い食品・食材
ビタミンCの1日の摂取量  ・ビタミンCの欠乏・不足

貧血の予備知識

貧血は一口でいうと、酸素の運搬係であるヘモグロビンが減少したり、異常な赤血球が多量に、出来たときに起こります。

体のエネルギーはビタミンの働きで、酸素と糖質や脂質を燃やすと作られます。ビタミンや酸素が不足すると、当然のことながら、体内がエネルギー不足になります。

そうすると貧血で多い、めまいや息切れ、動悸、疲労感などの症状が起こってきます。

貧血は、大きく分けると鉄分が不足して起こる「鉄欠乏症貧血」と、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸が不足して起こる「悪性貧血」があります。

鉄欠乏症貧血は、ヘモグロビンそのものが少ない状態で、貧血の中では一番多くなっています。
一方、悪性貧血は赤血球が肥大化して、ヘモグロビンが正常に働かず、酸素の運搬ができなくなります。

男性と女性を比べると、貧血の割合は圧倒的に女性が多くなっていますが、これには、いくつか原因があります。

鉄分の量

女性の方が体に貯えられる鉄分の量が、男性よりも少なくなっています。一般的に成人男性で約4g、成人女性で約3gです。
わずか1gの差ですが、これが貧血になるかならないかに、大きく影響しています。

妊娠による貧血

妊娠すると、栄養分はお腹の赤ちゃんが最優先になるので、お母さんは、いろいろな栄養が不足がちになります。

特に、貧血の原因となる鉄分、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸の不足が多くなります。

生理による貧血

生理中の出血によって、鉄分が失われるのも貧血の原因になります。個人差もありますが、1回の月経で約30gもの鉄分が失われることもあります。
(30gは体内にある鉄分の1%)






◇病気の症状解消_栄養・ビタミン
便秘
生理痛・生理不順
高血圧
歯周病
神経痛
動脈硬化

骨粗鬆症
高脂血症
不眠症
認知症、物忘れ
アトピー性皮膚炎
・貧血
低血圧
口内炎、口角炎
不妊症
糖尿病

◇悩み解消_栄養・ビタミン
疲労感、だるさ
冷え性
眼の疲れ、ドライアイ
風邪
スポーツ、運動
ダイエット
ストレス
しみ、そばかす
肩こり
頻尿(トイレが近い)
精力の減退
お酒を多く飲む(飲酒)
食欲不振
頭痛、片頭痛
肌荒れ、にきび
むくみ
薄毛、脱毛
集中力をつける
タバコ(喫煙)
下痢