不眠症

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効果的な栄養、ビタミン

ビタミンB12

睡眠は、メラトニンというホルモンの分泌量によって、決まってきます。
ビタミンB12は、このメラトニンの分泌量を調整して、正しい睡眠のリズムを作り出しています。

ビタミンB12は、植物性食品にはほとんど含まれていないため、不足しないためには、肉類や魚類、乳製品などの動物性食品を摂る必要があります。

<関連ページ>
ビタミンB12の働き・作用  ・ビタミンB12が多い食品・食材
ビタミンB12の1日の摂取量  ・ビタミンB12の欠乏・不足

ビタミンB6、マグネシウム

ビタミンB6とマグネシウムは、神経伝達をスムーズにする効果があり、睡眠時に必要な副交感神経の働きを高めます。わかりやすくいうと、神経を落ち着かせ自然に眠りにつくことができる効果があります。

ビタミンB6は、魚類や肉類の他、バナナや牛乳、乳製品などにも、多く含まれています。マグネシウムは、食品よりもサプリメントから摂るのが、手軽な方法です。

<関連ページ>
ビタミンB6の働き・作用  ・ビタミンB6が多い食品・食材
ビタミンB6の1日の摂取量  ・ビタミンB6の欠乏・不足

不眠症の基礎知識

不眠症とは、眠りが浅くて夜中に何度も目が覚めたり、なかなか寝付けなくて十分な睡眠時間が、取れない状態をいいます。

このような状態が長期間続くと、疲労感をいつも感じたり、昼間に眠気がたびたび起こることになります。

一般的な不眠症の多くは、仕事上のストレスを持つ人や、神経質な性格の人に多くなっています。

睡眠を神経的な面でみると、昼間活動しているときは「交感神経」が働き、夜になって眠りにつくときは、「副交感神経」が働くようになっています。

しかし、ストレスやビタミン不足などで、この神経の切り替えが悪くなると、不眠症になってしまいます。

また、ビタミンB12が不足して、脳から分泌されるメラトニンの分泌が上手くいかないと、同じように不眠症になります。

このメラトニンは、周囲が明るくなると分泌量が減少して目が覚め、周囲が暗くなると分泌量が増加して、眠くなる仕組みになっています。

このため朝起きたら、部屋を十分明るくしたり、外で日光を浴びると、メラトニンの分泌の切り替えになり、不眠症の解消になります。

その他、寝る前にカフェインが多いコーヒーや紅茶、緑茶などは控えて、カルシウムやビタミンB6が多い、ホットミルクを飲むのがおすすめです。

また37〜39℃ぐらいの、少しぬるめのお風呂にゆっくり入ると、体をリラックスさせる効果があり熟睡できます。






◇病気の症状解消_栄養・ビタミン
便秘
生理痛・生理不順
高血圧
歯周病
神経痛
動脈硬化

骨粗鬆症
高脂血症
・不眠症
認知症、物忘れ
アトピー性皮膚炎
貧血
低血圧
口内炎、口角炎
不妊症
糖尿病

◇悩み解消_栄養・ビタミン
疲労感、だるさ
冷え性
眼の疲れ、ドライアイ
風邪
スポーツ、運動
ダイエット
ストレス
しみ、そばかす
肩こり
頻尿(トイレが近い)
精力の減退
お酒を多く飲む(飲酒)
食欲不振
頭痛、片頭痛
肌荒れ、にきび
むくみ
薄毛、脱毛
集中力をつける
タバコ(喫煙)
下痢