メリロートとは

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古くから使われているハーブ

メリロートは、アジアからヨーロッパにかけて自生するハーブです。別名「スイートクローバー」と呼ばれ、日本名は「西洋エビラハギ」、甘い香りがするマメ科の植物です。

このメリロートの歴史は長く、古くから料理のスパイスの他に、体のむくみや頭痛、消化不良の解消など、薬としても使われてきました。

最近の日本では、下半身のむくみを取り、ダイエット効果があるということで、若い女性にも人気があり、愛用者も増えています。

有効成分

メリロートに含まれる、体に有効な成分は、主に以下の3つがよく知られていますあります。

1)クマリン
血液が固まるのを防ぎ、血液やリンパ液の流れを良くする効果
2)ケルセチン
高血圧防止、コレステロール低下、糖尿病などを予防する効果
3)サポニン
ガンや肥満防止の効果

この3つの成分の中では、クマリンがメリロートの効果で、注目されている成分です。

サプリメントや薬を使用するときは、メリロートの量だけでなく、クマリンがどのくらいの割合で含まれているかは、とても大切なポイントです。

効果

メリロートのクマリンは、手足のむくみを解消する効果があります。血液の流れが悪くなると、血液やリンパ球の水分が手足にたまって、
軽い”水ぶくれ=むくみ”状態になります。

この状態が、たびたび重なると、体内にセルライトが出来てしまい、内臓脂肪や肥満の原因になります。

メリロートを摂ることによって、セルライトができるのを防ぎ、むくみ解消によるダイエット効果が期待できます。

またメリロートは、血行不良によって起こる冷え性や肩こりなどの痛みなども、血行を良くして、改善する効果があります。

その他、医薬品として炎症を鎮める鎮静効果や、静脈りゅう、血栓症などの病気の治療などにも、使われています。
詳細については、メリロートの効果メリロートのダイエットをご覧ください。

副作用

メリロートで副作用が起きるのは、一度に大量に摂取したときで、適量を守っていれば、ほとんど問題ありません。

メリロートの主な副作用には、
  ・肝機能障害
  ・胃腸の障害、頭痛、けん怠感

などがありますが、摂取をやめると副作用はなくなり、後遺症が残ることもありません。詳細については、メリロートの副作用をご覧ください。






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