レモン_栄養・ビタミン

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特徴と栄養素・ビタミン

効果、効能

レモンといえば、”すっぱさ”が最初に思い浮かびますが、これはレモンに多く含まれるビタミンCとクエン酸によるものです。

特にビタミンCは、生のレモン100gで100mg、ジュース100gで50mgもあり、レモンの代表的な栄養成分です。

成人の場合、1日のビタミンCの必要量は100mgなので、毎日レモン1個分(約100g〜150g)のジュースを飲めば、ビタミンCの補給は足りてしまいます。

レモンに含まれるビタミンCの効能は、いろいろありますが、主なものは次のようになっています。

 ・肌のシミやそばかす、くすみの原因であるメラニン色素を減らす
 ・体内のコラーゲンの合成を助け、体の組織(特に骨や肌)を丈夫にする
 ・白血球の働きを活発にして免疫力を高め、病気への抵抗力がつく
 ・ストレスがあると、これに対抗するホルモンを分泌する
 ・体に有害な活性酸素を分解して、生活習慣病を予防する

そして、クエン酸は老化防止や、疲労回復の効能がある栄養成分です。

注意点

ビタミンCは、熱や光、空気に弱いデリケートな栄養成分なので、食べる直前に調理するのがコツです。また、長時間、水洗いするとビタミンCが流れ出すので、注意しましょう。

レモンの旬

輸入ものが多く、1年中、店頭で販売されていますが、国産ものは、10月〜1月の秋から冬にかけてのものが栄養、ビタミンが豊富です。

レモン_栄養、ビタミンの摂取

主な栄養、ビタミン(100gあたり)

・カロリー 54(26)kcal
・ビタミンB2 0.07(0.02)mg
・ビタミンC 100(50)mg
・ビタミンB1 0.07(0.04)mg
・ビタミンE 1.6(0.1)mg
・食物繊維 4.9(0)g

*この数値は、生のレモンの栄養の含有量ですが、( )の数値は、レモンジュースの場合です。

上手な摂り方

レモンは、ジュースにして飲むより、生のまま食べる方が、栄養が多く摂れます。特に、ビタミンCは100mg→50mg、食物繊維は4.9g→0gに減ってしまいますので、薄くスライスして、生サラダなどで摂るなど工夫するとよいでしょう。

(もっとも、レモンジュースでも十分なビタミンCが摂取できますが。)

保存方法

乾燥に弱いので、保存袋に入れて、野菜庫で保存すると1〜2週間もちます。切ったレモンは、切り口をしっかりラッピングして、野菜庫に入れておきましょう。






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