パイナップル_栄養・ビタミン

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特徴と栄養素・ビタミン

効果、効能

パイナップルは、ほどよい酸味があり、デザートとしても人気があるフルーツです。パイナップルに含まれる主な栄養には、ビタミンB1、B6、Cなどのビタミン類や、「クエン酸」「ブロメリン」という栄養成分も含まれています。

ビタミンB1は、糖質(炭水化物)を体のエネルギーに変え、疲労を早く回復させる働きがあります。

特に、甘いもの(糖質が多い)をよく食べる人や、お酒の量が多い人はビタミンB1が消費されるので、不足しないようにしたい栄養です。

またビタミンB1は、神経系を正常に保ち、けんたい感や手足のしびれ、脚気などを予防する効能があります。

ビタミンB6は、食品のたんぱく質を、筋肉、内蔵、骨、皮膚、ホルモンなどを作る材料に、変える働きがあります。

ビタミンB6を十分摂ることによって、湿疹、肌荒れ、ホルモンの異常分泌などを、予防することができます。

ビタミンCは、体に有害な活性酸素を分解して、生活習慣病や老化を予防したり、コラーゲンの合成を助け、肌や皮膚を丈夫にする効能があります。

また、メラニン色素を分解して、肌のシミやそばかす、くすみを減らす効能もあります。

パイナップルに含まれるクエン酸は、疲労回復、老化防止に効果がある栄養成分で、ビタミンB1やビタミンCとの相乗効果が期待できます。

そして、パイナップルには、たんぱく質を分解する酵素「ブロメリン」という、栄養成分も含まれています。

たんぱく質が多い食品は、魚や肉類が多いのですが、これらの食品を食べた後に、パイナップルを食べると、消化が助けられ胃のもたれが少なくなります。

パイナップルの旬

国内のパイナップルの、ほとんどは輸入されたもので、1年中出回っています。特に栄養、ビタミンが豊富で、おいしいのは3月〜7月の、春から夏にかけてです。

パイナップル_栄養、ビタミンの摂取

主な栄養、ビタミン(100gあたり)

・カロリー 51kcal
・ビタミンB6 0.08mg
・葉酸(ビタミンB群) 11μg
・ビタミンB1 0.08mg
・ビタミンC 27mg
・食物繊維 1.5g

*この数値は、生のパイナップルの栄養の含有量です。

上手な摂り方

上記でも取り上げましたが、パイナップルに含まれる酵素(ブロメリン)は、たんぱく質の消化を助けるので、食後のデザートにおすすめです。

なお、パイナップルは、葉がついた方が甘みが少ないので、縦に切って食べるとよいでしょう。

保存方法

丸ごと保存するときは、野菜庫に入れておけば、1週間〜10日ほどもちます。切ったパイナップルは、切り口をしっかりラッピングして、野菜庫に入れておきましょう。






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